8月最後の週末は、多摩地区での別現場チームと浅草サンバ~小金井薪能チームのお仕事となりました。夏のシメに野外2days!しかし、何やら台風が近づいている様子。天気を調べてみると、傘マークが付いている。去年の8月末の仕事は、とことんゲリラ豪雨に見舞われたので、今年こそは晴れて欲しいと願うだけでした。
そんな不安をよそにサンバ当日はピーカンの快晴で、今年の夏現場の中で1番の暑さのように感じました。
音響もトラックの装飾も暑い中サクサクと仕込み、待機所へ!もう手慣れたものです。サイバーテック様、今年もお世話になりました!
待機所に着いた後、待機している他のチームの車も一緒に一斉に音響チェック開始!もうどこがハウリングしているのかさっぱりわかりません。カオスです。まさしく轟音!
でもチェックできるのはこのわずかな時間のみなので、大変です。
チェックが終わった後は出発までしばらく待機でした。その時に、担当したアミーゴスカリエンテスの”おっきーさん”とパチリ。
今年のアミーゴスのテーマは『São Jorge(サォン・ジョルジ)~戦うサンビスタの守護聖人~』ということで、トラックにも勇者の姿が。
もちろん、ダンサーの中にも勇者がいましたよ。
本番はアミーゴスの勢いに乗って、コンプのリミッターがどんどん解放されていきました。去年よりパワーが出ていたかも?でも、まだまだパワーは出せそうです。
アミーゴスカリエンテスの皆様、今年もどうもありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
他のチームの皆さんも、お疲れ様でした!
そして次の日は、サンバの轟音とは打って変わって、薪能の現場です。こちらも去年は雨に降られてしまった現場です。今年は外でできるといいね…とスタッフで話しているものの、向こう側には黒い不穏な雲が見えます。天気予報を見ても、どうも確実に降る様子。
仕込みはひとまず待って、雨天会場でもあり、午後から開催する能楽教室が行われる講堂の仕込みへ行きました。
こちらで使うワイヤレス等を仕込んでいる間に本番が雨天会場に決定したので、外でできないのは残念だけど濡れなくて済むとホッとしていたら、スタッフの一人から残念なお知らせが…。
どうやら機材車が故障してしまい、全く動かなくなってしまったとのこと。
急きょJAF要請の大騒ぎとなってしまいました。
何とも情けない姿です。彼が現場でJAFに引き取られるのはこれで2回目…。元気になって帰ってきてください。
本番は舞台そのままの空気感を壊さないようにしないといけません。PAを感じさせないPAをしましたが、これってなかなか大変なものです。
大きな?トラブルにも負けずに、無事に終わりました。薪能スタッフの皆様、お疲れ様でした! 夏の現場はこれでおしまいです。この夏お世話になった皆様、ありがとうございました!