ベヒシュタイン 小金井店ショールーム
「全てのピアノ音楽はベヒシュタインの為にのみ作曲されるべきだと思う」
- C.ドビュッシー -
ベヒシュタインは1853年、西ドイツ・ベルリンにてカール・ベヒシュタインの手により創業されました。
ベヒシュタインサウンドは、ベルリンフィルを創設したハンス・フォン・ビューローをはじめ、リスト、ドビュッシー、ワーグナー、ブラームスといった19世紀を代表する数多くのロマン派の作曲家たちとともに作り上げられた響きでありリストやドビュッシーは、非常に和音の多い曲であっても、意図する旋律をきれいに表現する上で最適な楽器であるベヒシュタインを生涯にわたり弾き続けたと言われています
創業期にあった日本楽器(現ヤマハ)は、ベヒシュタイン社と輸入代理店契約を結び、技術者の招聘や河合小市(後に河合楽器設立)らを技術研修目的に派遣するなどして、ピアノの設計をはじめ製造技術のノウハウを学んだと言われています。
第2次世界大戦の影響を受け製造停止を余儀なくされる不遇な時期もありましたが、ベヒシュタインの伝統は今も脈々と受け継がれています。