/ モーレンハウエル
1822年、J.A.モーレンハウエル(1798-1871)によって創業された一族代々続くドイツのメーカー。 もともとはフルート、オーボエ等の木管楽器を製作していましたが、第二次世界大戦後にリコーダー製造を始め、 現在はB.モーレンハウエル(1944-)が受け継ぎ歴史的名器のコピーのほか様々なユニークなシリーズを展開しています。 その伝統から培った繊細なスタイルと豊富なラインナップで、世界中のリコーダーファンに幅広く愛されています。
ドイツのリコーダーメーカー・楽譜出版社。 H.メック(1896-1982)は1925年に出版社を創業。 1930年にリコーダーの販売に着手するも、当初、東ドイツの工場から仕入れていた楽器の品質への不満足から、自ら改良を始め、 第二次世界大戦後1948年にツェレにて製作を再スタートさせました。 1950年代には息子H.A.メック博士が加わり、1960年に社長に就任、歴史的リコーダーのレプリカの製作を開始しました。 その頃からリコーダーは、プロの音楽家たちに演奏される楽器となり、音楽教育においてもその重要性が見直されて世界に広まり、 メック社は木製リコーダーの主要メーカーとしての地位を確立。 メックの飽くなき追求によって生み出されたモデルは、どれも吹きやすいものばかりです。
スイスのリコーダーメーカー。1933年にF.キュングによって創設され、現在は息子のA.キュング、T.キュングらに引き継がれています。 数々のユニークなオリジナルモデルを手掛けており、ガークライン(クライネ・ソプラニーノ)や、 ニック式のバス、グレートバス等、現代のニーズに合わせて改良が進められ、高い評価を受けています。 年々改良が進められ、バスのような音の出しにくい楽器でもストレスのない発音・吹き心地が特徴です。
H.アンマン(フェール社の元開発者)の長年の研究と経験によって生まれたブランドで、現在はキュング社の手に委ねられ、綿密な手作業により仕上げられています。 音のダイナミックをつけやすく、また全音域にわたって発音しやすくなるよう、数々のバロック・オリジナル楽器に基づき構想・設計されており、 透明感のある音色、バランスのとれた音程、特に高音域における発音の良さ、エレガントな外観等の特徴を持っています。 ワンランク上の音色を目指される方に、是非お持ち頂きたい楽器が揃っています。
日本の老舗メーカー。約45年前、木工加工のノウハウを用いて木製テナーリコーダーを完成。 以来研究を重ね、日本古来の木工技術を柔軟に取り入れながら、オリジナリティ豊かでクオリティの高いリコーダーを手掛け、世界の演奏家から評価を得、愛されています。 日本メーカー独特の美しいボディと、細かな表現にも応えられる繊細な音色が特徴です。
スイスのリコーダーメーカー。工房はチューリッヒ湖畔の小さな町シュテーファにあり、およそ50年の間、熟練工たちの丁寧な手作業により、精巧で高品質の楽器を生み出してきました。 ソロ、アンサンブルなどの用途に合わせて、それぞれ特徴の異なる3つのバロックモデルからお選び頂けます。
COOLSMA / コルスマ
1951年、オランダの製作家H.コルスマ(1919-1991)がユトレヒトに彼のリコーダー・ワークショップを設立。 最初にスタディ・クラスとしてAURA-Studieシリーズが、その後、より高いレベルの奏者のために、AURA-Conservatoriumモデルが作られました。 また、1961年にはF.ブリュッヘン、W.v.ハウヴェらとの協力によりCOOLSMA SOLOシリーズ1990年よりこれらのブランドはAAFABのワークショップに引き継がれ、製作されています。
教育楽器専門メーカーとして知られる株式会社鈴木楽器製作所による木製リコーダー。 ステンズビーJr.のオリジナル楽器を基に作られたソプラニーノ~アルトや、ヴォイスフルート、ルネサンスモデルのリコーダーを製作しています。 細身で吹きやすいながら本格的な響きを楽しめます。