2024.02.19
5.1サラウンド in 防音室
2月3日、4日にららぽーと立川立飛で行われました「MIYAJI防音・リフォームフェスタ」にてホームシアターの一つの形式としてのユニット防音室を展示しました。
ご来場の多くの方にユニット防音室シアタールームでサラウンド環境のオーケストラコンサートを体験いただきました。
DVD、Blu-rayやインターネット配信などで映画鑑賞がご自宅でも楽しめるようになりました。映像は大きな画面、音声は気持ちの良い響きでなるべく大きな音で楽しみたいものです。ご近所やご家庭内でも他の人に迷惑にならないように防音室を設置しその中にシステムをセットします。
今回はヤマハのユニット型防音室「アビテックスセフィーネ4.3畳」を用意しました。
50インチ映像ディスプレイと音声はYAMAHA 5.1chサウンドシステム(RX-V4A/NS-F210/NS-C210/NS-SW050)
リアスピーカーからの音を妨げないサイズでゆったりとした座り心地のソファー。室内照明も明るさと色調をコントロールでき映画鑑賞にふさわしい雰囲気を作ることができるものを選びました。
今回の室内音響ルームアコースティックの特徴はTOPAKUSTIK -トパクスティック- ヨーロッパ製の吸音壁材です。この材を着脱可能なパネル形式にして防音室内に配置しました。
防音室は音が漏れにくいようになっているため内部の音の反響が多くなります。
5.1chサラウンドスピーカーの配置をふさわしく行っても余分な反射音が本来の音の位置関係、位相を邪魔してしまいます。
そこで、正面と両サイドの反射壁にTOPAKUSTIKを配置しました。
背面にドアと窓を設けたため吸音施工はありません。窓にカーテンをつけるのも良いでしょう。
吸音パネル設置前と比べて、音が引き締まりオーケストラの織り成すハーモニーの気持ちよさが細部にわたり感じられます。設置前は音量をあげていくとただうるさくなるだけという感じでしたが、吸音パネルがあると音量をあげても自然で気持ちよく感じられます。
TOPAKUSTIKは単色、木質カラーをいろいろ選ぶことができます。シアタールームはダークな色調が多いイメージですが、今回は明るい色で揃えました。ソファー、照明の枠も同色系で統一しました。
防音室の中のインテリアコーディネイトも楽しみながらプランしてみました。