シンプルに暮らすセカンドライフリフォーム
セカンドライフのテーマは「シンプルに暮らす」。
生活空間にも住み心地と開放感を求めた理想のリフォーム。
その壁の先の見晴らし
狭さを感じる原因の一つだったキッチン上の下がり壁を撤去。リビングからの見通しがよくなり、空間にゆとりを感じられるようになりました。手元を照らすために可動式のスポットライトも取付けています。
奥様の選ばれた煉瓦柄の壁紙がお部屋のアクセントになり、お洒落なカフェのようなインテリアにまとまりました。
ちゃんとしまう、きれいに見せる
吊戸棚は無くなりましたが収納力のある引出しタイプのキャビネットに替えたことで、お手持ちの調理器具の殆どが収まりました。カラーは落ち着いたブルーグレイをチョイス。
キッチンカウンターは低い位置に移設して、ご夫婦がくつろいで過ごせるスペースに。
和室
押入れの襖には壁紙を貼って「洋」のイメージも持たせました。この和室を含め、全ての窓にインナーサッシを取付けています。
フルオープンの解放感
圧迫感を感じる原因の一つだった壁の一部を撤去して、入口の幅を大きくしました。扉は壁裏に収められる3枚引戸を設置。全ての戸を開ければ、隣室のリビングとあわせてゆったりとした広々空間になります。
水廻り
浴室は今後を見据えてまたぎの低い浴槽のユニットバスに交換。手摺も取付けています。
洗面台はボウルの大きいモデルに交換。収納量も増え、使いやすさがアップしました。
トイレはタンクの見えない収納棚付のものに。すっきりとした空間が保てます。
あえてなくして生まれる余裕
玄関は吊戸棚を撤去。あえて収納を減らすことで空間にゆとりをもたせました。
廊下は明るい色のフローリングに貼り替え。リビングへのドアは採風ドアに交換し、戸を閉めたままでも風が抜けるように配慮しました。
施工事例概要
担当建築士より
交通の便が良く、暮らしやすい立地に建つ築22年のマンションにお住まいのS様。お子様が独立され、ご夫婦だけのセカンドライフを迎えるにあたり、「居心地の良い住まいにしたい」とリフォームをお考えになりました。
S様のご希望は、住みやすさにくわえ、今までよりも「広さ」を感じられる住まいにすることでした。
そこで、キッチン上の下り壁を取り除き、さらにリビングと和室の間の壁の一部を撤去して、壁から受ける圧迫感を減らすプランをご提案。リビングからの見通しが良くなり、空間にゆとりが生まれました。また、和室への入口には壁裏に収められる3枚引戸を取付け、全ての戸を開ければさらに広さを感じられるようにしています。
キッチン前のカウンターは以前よりも低い位置に移し、ご夫婦が朝食やティータイムをくつろいで過ごせるように。奥様のアイディアで貼った煉瓦柄の壁紙が、お部屋に彩りを添えています。年月とともに傷みの出ていたフローリングやキッチン、浴室などの水廻り設備は交換し、住まいとしての基本的な性能も向上。さらに全ての窓にインナーサッシを取りつけて、省エネにも配慮しています。
今回のリフォームを機に、お持ちの収納家具を処分され、必要なものだけに囲まれたシンプルな暮らしを実現されたS様。「まるで新しい家を建てているよう」とリフォームをとても楽しまれていたご様子で、「希望通りの住まいになって満足しています」とのお言葉をいただきました。
いろいろ手掛けています
-
和室をリビングに取り込みご家族・友人が集うリビングにフレキシブルに使用用途を決められ、便利なはずの和室が、ライフスタイルによっては使わない部屋に。 そんな時は、思い切ってリビングと一体化させ広々とした空間にしてはいかがでしょうか? リビング・ダイニング 天井まで高さのある …さらに詳しく
-
音楽と共に暮らすマンションでも、グランドピアノを気兼ねなく演奏するために、お客様の要望に合わせて、お部屋まるごと防音室に。 防音室は壁が2重になる分狭い空間になりやすいですが、2つ並んだ洋室の間仕切り壁を取り払い、ひとつの部屋にすること …さらに詳しく
-
つくり上げる過程も楽しんで、自分らしい住まいにテーマカラーを決めたり、これからの住まい方を考えたり、それぞれのライフスタイルに合わせた空間をつくり上げるのも、リフォームの醍醐味です。 開放感のあるLDK キッチンとリビングの一体感を出すため、既存のキッチンの吊戸棚や …さらに詳しく
-
清々しさを感じる、漆喰壁の住まい「呼吸する壁」を採用して、快適な住まいに。築30年の戸建ての基本性能を上げ、家族が集うリビングダイニングに。 明るく開放的なLDKに 書斎兼音楽室として使用していた和室を、インナーサッシを活用してLDKとゆるやかに繋げ、 …さらに詳しく