宮地楽器

総合窓口

音楽と共に暮らす

マンションでも、グランドピアノを気兼ねなく演奏するために、お客様の要望に合わせて、お部屋まるごと防音室に。



音と空間が広がる

防音室は壁が2重になる分狭い空間になりやすいですが、2つ並んだ洋室の間仕切り壁を取り払い、ひとつの部屋にすることで、防音室ながらも広い空間を確保しました。

リビングとつながる

リビングの壁に馴染む防音室。浮き床構造によって生じる段差も既存建築側に合わせた内装で、違和感のない仕上がりになりました。

生活の中心になる動線

もともと2部屋だった利点を活かし、玄関・廊下側からも出入りができます。お部屋の位置や動線から、「防音室=音楽」が生活の中心になる新しい住居になりました。

視線が抜ける

リビングへ視線が抜ける室内小窓。二重ガラスで防音性能を確保しつつ、開放感のある空間に。

収納スペース

2つあった収納は、1つは扉の代わりに防音サッシをつけることでそのまま活かし、もう一方は解体して、新しく扉付きの棚を据え付けました。

施工事例概要

建築形態
RC造
工事期間
3週間
工事面積
15m² ※防音室部分
リフォーム箇所
#防音室 #洋室 #リビング #廊下

担当建築士より

グランドピアノを別宅にお持ちになりながらも、現在のお住まいでは電子ピアノを演奏されていたN様。
自宅で気兼ねなく生のピアノを演奏できるように、防音工事のご相談をいただきました。

斜め壁や柱・梁の多さから、部屋の形状を自在に設計できる在来工法での防音工事をご提案。
ご自宅の中心位置にあたるお部屋になるため、周囲に馴染む空間となるよう設計しました。
開口部の改修に伴い、防音室内だけでなく、リビング・廊下の壁紙も合わせて張り替えを行いました。

設計段階から、お客様の理想をひとつひとつ叶えていくために複数回に渡り打合せを重ね、
工事完了後には「思い描いていた以上の練習室を作って頂き大変満足しています。」とお喜びいただけました。

いろいろ手掛けています